勤怠の集計方法を設定する

[1,1,0]

集計方法とは、会社内で運用している勤務パターンを指し、従業員の雇用形態ごとに設定が必要です。

就業規則や勤務パターンがわかる資料を用意してください。

集計方法種別(雇用形態)は以下の3種類があります。

遅刻/早退あり:定時時間がある雇用形態

遅刻/早退なし:定時時間がない雇用形態(出勤から退勤までの労働時間を計算)

時間帯別 :時間帯によって時給を定めている雇用形態

集計方法を設定する手順については、以下を参照してください。

集計方法を設定する(設定全体の流れ)

集計項目を設定する(「遅刻/早退あり」の場合)

集計項目を設定する(「遅刻/早退なし」の場合)

集計項目を設定する(「時間帯別」の場合)

計算方法(平日/休日)を設定する

休憩を設定する

早出/残業を設定する

時刻補正を設定する

すでに設定した集計方法をコピーし、簡易的に新規で作成することもできます。「遅番」/「早番」のように、1つの拠点に複数の集計方法を設定する場合などに有用です。

設定をコピー(複写)して作成する

集計方法を設定する(設定全体の流れ)

管理画面で[MENU]>[集計方法の設定]をクリックし、[集計方法の設定]画面を表示します。

図 968

作成・変更する集計方法を選択します。

図 969

[拠点名]のプルダウンメニューから、対象の拠点名を選択します。
[名称]のプルダウンメニューから、集計方法の名称を選択します。
[集計方法種別]のプルダウンメニューから、集計方法種別(雇用形態)を選択します。

ここで選択した集計方法種別(雇用形態)により、以下を参照してください。

集計項目を設定する(「遅刻/早退あり」の場合)

集計項目を設定する(「遅刻/早退なし」の場合)

集計項目を設定する(「時間帯別」の場合)

 

使用中の集計方法の集計方法種別(雇用形態)は変更できません。

使用中の集計方法の集計方法種別(雇用形態)を変更する場合は、新しく集計方法を設定してください。

必要に応じて、集計方法の名称などを設定します。

図 970

選択した集計方法の名称を変更します。

6文字まで入力できます。

集計方法の略称を変更します。

4文字まで入力できます。

図 909]をクリックして[カラーパレット]ダイアログを表示します。

任意の色を選択して、[選択]をクリックします。

ここで選択した色は、[シフト作成表]画面で、集計方法の背景色として使用されます。

シフト(スケジュール)を作成する

図 999

[使用]にチェックを入れて、いったん登録をクリックします。

図 971

 

[使用]のチェックを外して登録すると、集計方法として使用できません。

以下の集計方法は[使用]のチェックを外せません。

[拠点名]のプルダウンメニュー内の先頭にある集計方法(初期名称:集計方法1)

[従業員登録]画面において、既に従業員に割り当てられている集計方法

従業員を登録する

[集計作業 日次/月次]画面において、前々月~翌月で一度でも使用している集計方法

個人別に勤怠データを確認する(日次勤怠データ確認)

過去に使用していた集計方法の[使用]のチェックを外して登録すると、[集計作業 日次/月次]画面や帳票で、集計方法が空欄で表示されます。

各タブで設定します。手順の詳細は、以下を参照してください。

集計項目を設定する(「遅刻/早退あり」の場合)

集計項目を設定する(「遅刻/早退なし」の場合)

集計項目を設定する(「時間帯別」の場合)

計算方法(平日/休日)を設定する

休憩を設定する

早出/残業を設定する

時刻補正を設定する

 

各タブでの設定後は、[登録]をクリックする必要があります。

このとき、複数のタブで設定をまとめて行ったあとに[登録]を一度クリックすることで、複数のタブでの設定がまとめて登録できます。

図 972

 

 

データの登録や画面切り替え操作を行わずに20分経過すると、CLOUZAから自動的にログアウトされ、保存していないデータは破棄されます。そのため、こまめに[登録]をクリックして、入力中のデータを登録してください。

集計項目を設定する(「遅刻/早退あり」の場合)

勤務開始時刻/勤務終了時刻が決まっている雇用形態(主に正社員)の場合は、本節を参照して、[集計項目]タブで集計項目を設定します。

[集計項目]タブをクリックします。

図 975

[日付切替時刻設定]のプルダウンメニューから、使用する日付切替時刻を選択します。

日付切替時刻を設定する

図 976

 

使用中の集計方法の日付切替時刻は変更できません。

使用中の集計方法の日付切替時刻を変更する場合は、新しく集計方法を設定してください。

平日の[定時開始時刻]/[定時終了時刻]/[残業開始時刻]/[残業終了時刻]に時刻を入力します。

また、半休を取得したときに半休時間を所定内時間に加算する場合は、[半休区切時刻]に時刻を入力します。

設定する時刻は、[日付切替時刻設定]で設定されている時刻から24時間の範囲を超えないように入力してください。
(例)日付切替時刻設定が5:00、定時を20:00~翌朝4:00で設定する場合

[定時開始時刻]⇒ 20:00

[定時終了時刻]⇒ 28:00

[残業開始時刻]⇒ 28:00

[残業終了時刻]⇒ 29:00(30:00は不可)

[半休区切時刻]⇒ 20:00~28:00の間

図 977

 

登録後、[所定内時間]/[午前時間]/[午後時間]に時間が自動的に入力されます。

入力される時間は、[休憩設定]タブの固定休憩時間を除いて計算されています。

平日の深夜時間帯の設定について、[はい]または[いいえ]を選択します。

「はい」を選択した場合は、[開始時刻]/[終了時刻]に時刻を入力します。

図 978

欠勤日数・出勤日数の集計対象を設定します。

図 979

平日に打刻がない日を欠勤日数として集計する場合は、[打刻なしの日を欠勤日数として集計する。]にチェックを入れます。
年休の日を出勤日数として集計する場合は、[年休の日を出勤日数として集計する。]にチェックを入れます。

集計しない場合はチェックを入れずに、半休の日の出勤日数について、プルダウンメニューから[1.0日]または[0.5日]を選択します。

 

[打刻なしの日を欠勤日数として集計する。]にチェックを入れていて、「年休の日を出勤日数として集計する」のチェックが入っていない場合、半休の日の出勤日数は[1.0日]としてください。

手順6の設定パターンによって、出勤日数および欠勤日数が変わります。

パターン1

集計方法の設定

図 981

[集計作業 日次/月次]画面>[日次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(日次勤怠データ確認)

図 982

[集計作業 日次/月次]画面>[月次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(月次勤怠データ確認)

図 983

パターン2

集計方法の設定

図 984

[集計作業 日次/月次]画面>[日次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(日次勤怠データ確認)

図 84

[集計作業 日次/月次]画面>[月次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(月次勤怠データ確認)

図 986

パターン3

集計方法の設定

図 987

[集計作業 日次/月次]画面>[日次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(日次勤怠データ確認)

図 988

[集計作業 日次/月次]画面>[月次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(月次勤怠データ確認)

図 989

パターン4

集計方法の設定

図 990

[集計作業 日次/月次]画面>[日次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(日次勤怠データ確認)

図 42

[集計作業 日次/月次]画面>[月次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(月次勤怠データ確認)

図 992

パターン5

集計方法の設定

図 993

[集計作業 日次/月次]画面>[日次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(日次勤怠データ確認)

図 86

[集計作業 日次/月次]画面>[月次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(月次勤怠データ確認)

図 997

休日の深夜時間帯の設定について、[はい]または[いいえ]を選択します。

「はい」を選択した場合は、[開始時刻]/[終了時刻]に時刻を入力します。

図 653

[集計項目]タブの設定が完了したら、[使用]にチェックが入っていることを確認して[登録]をクリックします。

 

[使用]のチェックを外して登録すると、集計方法として使用できません。

データの登録や画面切り替え操作を行わずに20分経過すると、CLOUZAから自動的にログアウトされ、保存していないデータは破棄されます。そのため、こまめに[登録]をクリックして、入力中のデータを登録してください。

図 998

集計項目を設定する(「遅刻/早退なし」の場合)

出勤から退勤までの実労働時間数を計算する雇用形態(主にパート)の場合は、本節を参照して、[集計項目]タブで集計項目を設定します。

[集計項目]タブをクリックします。

図 654

[日付切替時刻設定]のプルダウンメニューから、使用する日付切替時刻を選択します。

日付切替時刻を設定する

図 655

 

使用中の集計方法の日付切替時刻は変更できません。

使用中の集計方法の日付切替時刻を変更する場合は、新しく集計方法を設定してください。

平日の残業の集計について、[はい]または[いいえ]を選択します。

「はい」を選択した場合は、[何時間以上働いたら残業としますか?]に時間数を入力します。

図 656

平日の深夜時間帯の設定について、[はい]または[いいえ]を選択します。

「はい」を選択した場合は、[開始時刻]/[終了時刻]に時刻を入力します。

図 657

欠勤日数・出勤日数の集計対象を設定します。

図 658

平日に打刻がない日を欠勤日数として集計する場合は、[打刻なしの日を欠勤日数として集計する。]にチェックを入れます。
年休の日を出勤日数として集計する場合は、[年休の日を出勤日数として集計する。]にチェックを入れます。

集計しない場合はチェックを入れずに、半休の日の出勤日数について、プルダウンメニューから[1.0日]または[0.5日]を選択します。

 

[打刻なしの日を欠勤日数として集計する。]にチェックを入れていて、「年休の日を出勤日数として集計する」のチェックが入っていない場合、半休の日の出勤日数は[1.0日]としてください。

手順5の設定パターンによって、出勤日数および欠勤日数が変わります。

パターン1

集計方法の設定

図 660

[集計作業 日次/月次]画面>[日次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(日次勤怠データ確認)

図 44

[集計作業 日次/月次]画面>[月次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(月次勤怠データ確認)

図 662

パターン2

集計方法の設定

図 663

[集計作業 日次/月次]画面>[日次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(日次勤怠データ確認)

図 87

[集計作業 日次/月次]画面>[月次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(月次勤怠データ確認)

図 665

パターン3

集計方法の設定

図 666

[集計作業 日次/月次]画面>[日次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(日次勤怠データ確認)

図 46

[集計作業 日次/月次]画面>[月次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(月次勤怠データ確認)

図 668

パターン4

集計方法の設定

図 669

[集計作業 日次/月次]画面>[日次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(日次勤怠データ確認)

図 47

[集計作業 日次/月次]画面>[月次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(月次勤怠データ確認)

図 671

パターン5

集計方法の設定

図 672

[集計作業 日次/月次]画面>[日次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(日次勤怠データ確認)

図 88

[集計作業 日次/月次]画面>[月次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(月次勤怠データ確認)

図 674

休日の深夜時間帯の設定について、[はい]または[いいえ]を選択します。

「はい」を選択した場合は、[開始時刻]/[終了時刻]に時刻を入力します。

図 675

[集計項目]タブの設定が完了したら、[使用]にチェックが入っていることを確認して[登録]をクリックします。

 

[使用]のチェックを外して登録すると、集計方法として使用できません。

データの登録や画面切り替え操作を行わずに20分経過すると、CLOUZAから自動的にログアウトされ、保存していないデータは破棄されます。そのため、こまめに[登録]をクリックして、入力中のデータを登録してください。

図 676

集計項目を設定する(「時間帯別」の場合)

早朝/深夜など、時間帯により時給が異なる雇用形態(主にアルバイト)の場合は、本節を参照して、[集計項目]タブで集計項目を設定します。

[集計項目]タブをクリックします。

図 567

[日付切替時刻設定]のプルダウンメニューから、使用する日付切替時刻を選択します。

日付切替時刻を設定する

図 568

 

使用中の集計方法の日付切替時刻は変更できません。

使用中の集計方法の日付切替時刻を変更する場合は、新しく集計方法を設定してください。

平日の勤務時間帯を設定します。

ここでは、平日の勤務時間帯を以下の4つに分けます。

平日A帯 ⇒ 5:00~9:00

平日B帯 ⇒ 9:00~18:00

平日C帯 ⇒ 18:00~22:00

平日D帯 ⇒ 22:00~翌朝5:00

 

平日A帯の設定は不要です。他の勤務時間帯に含まれない時間帯が、すべて平日A帯の時間帯になります。

「翌朝5:00」は、「29:00」と入力します。

[平日B帯]の[開始時刻]に「9:00」、[終了時刻]に「18:00」を入力し、[確定]をクリックします。

図 569

[平日C帯]の[開始時刻]に「18:00」が自動的に入力されますので、[終了時刻]に「22:00」と入力し、[確定]をクリックします。

図 570

[平日D帯]の[開始時刻]に「22:00」が自動的に入力されますので、[終了時刻]に「29:00」と入力し、[確定]をクリックします。

図 571

 

時間帯を削除する場合は、勤務時間帯の一番下の時間帯から順に[削除]をクリックしてください。

図 572

欠勤日数・出勤日数の集計対象を設定します。

図 573

平日に打刻がない日を欠勤日数として集計する場合は、[打刻なしの日を欠勤日数として集計する。]にチェックを入れます。
年休の日を出勤日数として集計する場合は、[年休の日を出勤日数として集計する。]にチェックを入れます。

集計しない場合はチェックを入れずに、半休の日の出勤日数について、プルダウンメニューから[1.0日]または[0.5日]を選択します。

 

[打刻なしの日を欠勤日数として集計する。]にチェックを入れていて、「年休の日を出勤日数として集計する」のチェックが入っていない場合、半休の日の出勤日数は[1.0日]としてください。

図 575

手順4の設定パターンによって、出勤日数および欠勤日数が変わります。

パターン1

集計方法の設定

図 576

[集計作業 日次/月次]画面>[日次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(日次勤怠データ確認)

図 49

[集計作業 日次/月次]画面>[月次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(月次勤怠データ確認)

図 578

パターン2

集計方法の設定

図 579

[集計作業 日次/月次]画面>[日次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(日次勤怠データ確認)

図 92

[集計作業 日次/月次]画面>[月次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(月次勤怠データ確認)

図 581

パターン3

集計方法の設定

図 582

[集計作業 日次/月次]画面>[日次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(日次勤怠データ確認)

図 90

[集計作業 日次/月次]画面>[月次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(月次勤怠データ確認)

図 584

パターン4

集計方法の設定

図 585

[集計作業 日次/月次]画面>[日次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(日次勤怠データ確認)

図 52

[集計作業 日次/月次]画面>[月次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(月次勤怠データ確認)

図 587

パターン5

集計方法の設定

図 588

[集計作業 日次/月次]画面>[日次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(日次勤怠データ確認)

図 91

[集計作業 日次/月次]画面>[月次集計]タブ

個人別に勤怠データを確認する(月次勤怠データ確認)

図 591

休日の時間帯を設定します。

設定方法は手順3と同様です。

図 592

[集計項目]タブの設定が完了したら、[使用]にチェックが入っていることを確認して[登録]をクリックします。

 

[使用]のチェックを外して登録すると、集計方法として使用できません。

データの登録や画面切り替え操作を行わずに20分経過すると、CLOUZAから自動的にログアウトされ、保存していないデータは破棄されます。そのため、こまめに[登録]をクリックして、入力中のデータを登録してください。

図 593

計算方法(平日/休日)を設定する

[計算方法(平日)]タブ/[計算方法(休日)]タブで、労働時間を計算する際の端数処理方法を設定します。

1分単位で計算する場合、設定する必要はありません。

[計算方法(平日)]タブ/[計算方法(休日)]タブをクリックします。

図 594

計算方法の[時刻まるめ]/[時間数まるめ]/[月次まるめ]のいずれかを選択し、[設定]をクリックします。

設定の詳細は以下を参照してください。

[時刻まるめ]を選択した場合

[時間数まるめ]を選択した場合

[月次まるめ]を選択した場合

図 596

残業時間のまるめ基点を、定時終了時刻ではなく残業開始時刻にする場合は、[残業の計算基点を残業開始時刻にします。]にチェックを入れます。

チェックを入れる場合は以下の条件が必要です。

まるめを1分単位で設定していない。

定時終了と残業開始時刻が異なる。

CLOUZA上で休日出勤時間の計算を行う場合は、[休日出勤を自動計算する。]にチェックを入れます。

図 595

[計算方法(平日)]タブ/[計算方法(休日)]タブの設定が完了したら、[使用]にチェックが入っていることを確認して[登録]をクリックします。

 

[使用]のチェックを外して登録すると、集計方法として使用できません。

データの登録や画面切り替え操作を行わずに20分経過すると、CLOUZAから自動的にログアウトされ、保存していないデータは破棄されます。そのため、こまめに[登録]をクリックして、入力中のデータを登録してください。

図 597

[時刻まるめ]を選択した場合

[時刻まるめ]は、日々の打刻時刻に対して分単位で端数処理を行います。

たとえば、15分単位で端数処理し、8:01~8:15の間の打刻を一律「8:15」として扱う場合に選択します。

[時刻まるめ]を選択し、[設定]をクリックします。

[時刻まるめ]ダイアログが表示されます。

図 598

[計算単位]で、日々の打刻に対する端数処理方法を設定します。

(例)15分単位で端数処理し、15分未満の早出/残業は計算しない場合

図 599

設定後は、8:46~9:00の間に出勤打刻をしたら一律「9:00出勤」、18:15~18:29の間に退勤打刻をしたら一律「18:15退勤」として処理します。

[打刻計算手順]で実働時間の計算方法を選択し、[設定]をクリックします。

[(外出-出勤)+(退勤-戻り)=実働時間]の場合は、端数処理した時刻をもとに実働時間を計算します。

[(退勤-出勤)-(戻り-外出)=実働時間]の場合は、外出・戻りの実打刻をもとに外出時間を計算し、その結果を端数処理して実働時間を計算します。

図 600

(例)[(外出-出勤)+(退勤-戻り)=実働時間]を選択した場合

端数処理の結果をもとに実働時間を計算します。

実働時間は、(14:00-9:00)+(18:00-15:30)=7時間30分 です。

 

実打刻

端数処理後

出勤

8:52

9:00

外出

14:14

14:00

戻り

15:16

15:30

退勤

18:10

18:00

 

(例)[(退勤-出勤)-(戻り-外出)=実働時間]を選択した場合

外出時間(戻り-外出)は実打刻をもとに計算しますので、(15:16-14:14)=1時間02分 です。これを端数処理して、1時間15分とみなします。

実働時間は、(18:00-9:00)-(1時間15分)=7時間45分 です。

 

実打刻

端数処理後

出勤

8:52

9:00

外出

14:14

14:14(端数処理しない)

戻り

15:16

15:16(端数処理しない)

退勤

18:10

18:00

 

[時間数まるめ]を選択した場合

[時間数まるめ]は、1日の時間数に対して分単位で端数処理を行います。

たとえば、30分単位で端数処理し、1日の残業時間数が1時間49分のときは、「1時間30分」として扱う場合に選択します。

[時間数まるめ]を選択し、[設定]をクリックします。

[時間数まるめ]ダイアログが表示されます。

図 601

[計算単位]で、日々の打刻に対する端数処理方法を設定し、[設定]をクリックします。

(例)30分単位で端数処理し、30分未満は時間数を計算しない場合

図 602

設定後は、1日の所定内労働時間が6時間46分なら「6時間30分」、1日の残業時間が1時間28分なら「1時間」として処理します。

[月次まるめ]を選択した場合

[月次まるめ]は、日々の時間数は1分単位で計算し、1ヶ月の集計結果に対して分単位で端数処理を行います。

たとえば、30分単位で端数処理し、月の残業時間数が20時間49分のときは、「20時間30分」として扱う場合に選択します。

[月次まるめ]を選択し、[設定]をクリックします。

[月次まるめ]ダイアログが表示されます。

図 603

[月次端数処理設定]で、1ヶ月の時間数に対する端数処理方法を設定し、[設定]をクリックします。

(例)30分単位で端数処理し、30分未満は時間数を計算しない場合

図 604

設定後は、月の所定内労働時間が160時間46分なら「160時間30分」、月の残業時間が32時間28分なら「32時間」として処理します。

休憩を設定する

[休憩設定]タブで、休憩時間の計算方法を設定します。

[休憩設定]タブをクリックします。

図 605

平日/休日の休憩時間帯を設定します。

集計方法種別(雇用形態)で[遅刻/早退あり]または[時間帯別]を選択している場合は、固定休憩時間を設定します。

集計方法種別(雇用形態)で[遅刻/早退なし]を選択している場合のみ、固定休憩時間または基準時間数休憩のいずれかを選択して設定します。

 

固定休憩時間は、休憩時間帯が決まっている場合に設定します。

基準時間数休憩は、勤務時間数に対して休憩時間が発生する場合に設定します。

固定休憩時間の設定

[固定休憩時間(平日)]/[固定休憩時間(休日)]で、[開始時刻]に休憩時間帯の開始時刻を、[終了時刻]に休憩時間帯の終了時刻を入力します。

休憩パターンは、5つまで設定できます。

図 606

基準時間数休憩の設定

[基準時間数休憩(平日)]/[基準時間数休憩(休日)]で、[基準時間1]/[基準時間2]に基準時間を、[休憩時間1]/[休憩時間2]に休憩時間を入力します。

休憩は2つまで設定できます。

(例)6時間以上働いたら45分休憩、8時間以上働いたら1時間休憩する場合

図 607

[休憩設定]タブの設定が完了したら、[使用]にチェックが入っていることを確認して[登録]をクリックします。

 

[使用]のチェックを外して登録すると、集計方法として使用できません。

データの登録や画面切り替え操作を行わずに20分経過すると、CLOUZAから自動的にログアウトされ、保存していないデータは破棄されます。そのため、こまめに[登録]をクリックして、入力中のデータを登録してください。

図 608

早出/残業を設定する

[早出/残業]タブで、早出(定時開始前の割増し時間)や残業の計算方法を設定します。

 

[早出/残業]タブは、集計方法種別(雇用形態)で[遅刻/早退あり]または[遅刻/早退なし]を選択している場合のみ表示されます。

[早出/残業]タブをクリックします。

図 609

早出と残業について、それぞれ[自動計算する。]または[自動計算しない。]を選択します。

図 19

 

[早出の自動計算]は、集計方法種別(雇用形態)で[遅刻/早退あり]を選択している場合のみ表示されます。

[早出/残業]タブの設定が完了したら、[使用]にチェックが入っていることを確認して[登録]をクリックします。

 

[使用]のチェックを外して登録すると、集計方法として使用できません。

データの登録や画面切り替え操作を行わずに20分経過すると、CLOUZAから自動的にログアウトされ、保存していないデータは破棄されます。そのため、こまめに[登録]をクリックして、入力中のデータを登録してください。

図 611

時刻補正を設定する

[時刻補正]タブで、時刻補正を設定します。時刻を補正しない場合、設定する必要はありません。

[時刻補正]タブをクリックします。

図 612

[出勤時刻補正]で、各時刻を入力します。

[開始時刻]に、出勤時の時刻補正の開始時刻を入力します。

[終了時刻]に、出勤時の時刻補正の終了時刻を入力します。

[補正時刻]に、補正後の時刻を入力します。

(例)定時が9:00からで、8:00より前に出勤した場合のみ早出扱いとし、8:00~9:00に出勤した場合は早出扱いとせず9:00出勤とみなす場合

図 613

時刻補正を適用するカレンダー(平日/休日)にチェックを入れます。

図 614

 

時刻補正パターンは、5つまで設定できます。

[退勤時刻補正]で、各時刻を入力します。

[開始時刻]に、退勤時の時刻補正の開始時刻を入力します。

[終了時刻]に、退勤時の時刻補正の終了時刻を入力します。

[補正時刻]に、補正後の時刻を入力します。

(例)定時が18:00までで、18:30よりあとに退勤した場合のみ残業扱いとし、18:00~18:30に退勤した場合は残業扱いとせず18:00退勤とみなす場合

図 615

時刻補正を適用するカレンダー(平日/休日)にチェックを入れます。

図 616

 

時刻補正パターンは、5つまで設定できます。

[時刻補正]タブの設定が完了したら、[使用]にチェックが入っていることを確認して[登録]をクリックします。

 

[使用]のチェックを外して登録すると、集計方法として使用できません。

データの登録や画面切り替え操作を行わずに20分経過すると、CLOUZAから自動的にログアウトされ、保存していないデータは破棄されます。そのため、こまめに[登録]をクリックして、入力中のデータを登録してください。

図 617

設定をコピー(複写)して作成する

ここでは、すでに設定した集計方法をベースに作成する方法を説明します。

管理画面で[MENU]>[集計方法の設定]をクリックし、[集計方法の設定]画面を表示します。

図 618

設定する拠点と集計方法を選択します。

図 619

[拠点名]のプルダウンメニューから、集計方法を設定する拠点名を選択します。
[名称]のプルダウンメニューから、設定する集計方法の名称を選択します。既に設定済のものを選択しないよう、注意してください。
[設定複写]をクリックし、[集計方法選択]ダイアログを表示します。

図 620

コピーする拠点と集計方法を選択します。

図 621

[拠点名]のプルダウンメニューから、コピー元の拠点名を選択します。どの拠点の設定でもコピーできます。
[複写元の集計方法選択]のプルダウンメニューから、コピー元の集計方法を選択し、[選択]をクリックします。
[集計方法の設定]画面に設定内容がコピーされますので、必要に応じて修正します。
修正が完了したら、[使用]にチェックを入れ、[登録]をクリックします。

 

[使用]のチェックを外して登録すると、集計方法として使用できません。

データの登録や画面切り替え操作を行わずに20分経過すると、CLOUZAから自動的にログアウトされ、保存していないデータは破棄されます。そのため、こまめに[登録]をクリックして、入力中のデータを登録してください。

図 622